海外での生活をスタートしたばかりは、色々と日本とは違うことが多く不安な事が多いですよね。本記事では、オーストラリア、ブリスベン(ゴールドコースト)のバスの使い方についてご紹介します。ご興味のある方は、ご覧いただけると嬉しいです。
Translink(トランスリンク)について
ブリスベンの交通手段は主にバス、電車、フェリーがあります。
日本ではバスよりも電車が主流ですが、ブリスベンでは、電車の場合、駅がある場所が限られており、バス停の方が多いので、主にバスが交通手段として使われています。
しかし、公共交通機関を使ってブリスベンからゴールドコーストやサンシャインコーストなどの遠くに行く際は、電車を活用します。
こちらの公共交通機関は10分遅れなどは多々あるので、数分遅れていても心配しなくて大丈夫です。
(出勤など遅れては行けない場合は、バスが遅れることを予想して、余裕を持って早めに家を出た方が良いです。)
日本に比べると時間通りではないですが、年々良くなっています(笑)
バスの使い方
バスを使う際は、必ず時刻表を確認してから使いましょう。
場所によっては本数が少ない場合もあるので、事前にチェックしてから家を出た方が良いです。
時刻表の検索方法は、下記のリンクの「最寄りの停車所や駅を探す」から住所を入力して検索出来ます。
また、最寄の停車所には時刻表が貼られているので、写真を撮っておくと便利です。
Translinkでクイーンズランド州(東南部のみ)の公共交通機関の詳細を日本語で確認出来ます。
https://translink.com.au/node/9146
また、TranslinkのJourny planer(ジャーニー・プランナー)は、現在地から目的地までのルートが検索できるので、お気に入りに登録しておくととても便利です。
https://jp.translink.com.au/plan-your-journey/journey-planner
Go Card(ゴーカード)について
Go Card(ゴーカード)は日本で言うSuicaと同じ交通系ICカードです。
Go Card(ゴーカード)をチャージしておけば、ブリスベン・ゴールドコーストのクイーンズランド州の公共バス、電車、フェリーなどに使えるので持っていると便利です。
チケットよりもGo Card(ゴーカード)の方がお得に乗車できるので、Go cardを使う方がオススメです。
Go Card(ゴーカード)の入手方法
Go Card(ゴーカード)はセブンイレブンやGolden Casket(ゴールデン・キャスケット)で購入出来ます。
Golden Casket(ゴールデン・キャスケット)はほとんどのショッピングセンターに必ず入っている、虹色の看板が目印の宝くじや新聞紙などを販売しているお店です。
Translikn(トランスリンク)の下記のリンクで最寄の購入店を検索出来ます。
https://translink.com.au/tickets-and-fares/go-card/locations
購入する際に、カード分の5ドルを支払いますが、不要になった際に持って行けば5ドル返金してくれます。
カードの種類は、学割のConcession(コンセッション)カード、大人のAdult カードなどがあるので、学生の場合は、学生証を見せてConcessionカードを購入出来ます。
Go Card(ゴーカード)のチャージ方法
Go Card(ゴーカード)はセブンイレブンやバス停に設置してある自動券売機からチャージ出来ます。
個人的にはセブンイレブンの方が楽で好きですが、セブンイレブンが近くにない場合などは自動券売機からチャージします。
自動券売機チャージ方法
シティーやサウスバンクなど比較的大きいバス亭では自動券売機が設置してあります。
自動券売機でチャージする場合は、現金、又はカードでの支払いが可能です。
乗車方法
オーストラリアのバスの乗車方法は、日本と少し違います。
オーストラリアでは、バスが来た時に、バス停で立っていてもバスは停まってくれません!
こっちでは、乗車したいバスが来たら片手をあげて乗ります!っとアピールしなければ停まってくれないので注意しましょう。
自分が乗りたいバスが近づいてきたら、バスの運転手にわかるように片手をあげてください。
乗車方法は、チケットを買って乗車、もしくはGo Cardを使って乗車の2つがあります。
チケット購入方法
チケットの購入は、バスの運転手さんから直接購入する方法と、バス停にある自動券売機で購入する方法の2つがありますが、機械があるバス停は限られているので、自動券売機がない場合は運転手さんから購入しましょう。
購入する際は、運転手さんへ目的地を伝えると、ゾーンごとの料金を運転手さんが教えてくれます。
その時に使えるのが下記のフレーズ。
"Can I get a ticket to 〇〇 please?"(〇〇へのチケットを下さい。)
運転手さんから言われた金額を支払います。
カードでの支払いは出来ないので、必ず現金を持っていることを確認しましょう。
Zone(ゾーン)について
ブリスベンでは、住んでいる地区ごとに1から8のゾーンに分かれています。
ブリスベン市内を中心にして、市内から近い地域が1ゾーン、市内から遠くなるとゾーンの数字が大きくなります。
ゾーンごとの料金は下記リンクからチェック出来ます。
https://translink.com.au/tickets-and-fares/fares-and-zones/current-fares
乗車マナー
海外で暮らしている以上、郷に入れば郷に従えとあるように、現地の人をリスペクトして生活するのは大事です。
オーストラリア歴9年の筆者が経験した、ブリスベンのバスを使う際のマナーを紹介します。
- 優先席は日本と同様マナーを守って使いましょう。
- 下車する時にドライバーに感謝する。
- 飲み物は持ち込まない。(ペットボトルや水筒はOK)
下車する時に感謝する習慣って意外と日本ではあまり見慣れないですが、ブリスベンでは、必ずと言って良いほど、ほとんどの人がドライバーにThankyouと言って下車しています。
飲み物については、ドライバーによって嫌がる人がいるので極力持ち込まない方が良いです。
オーストラリアのバスあるある
海外での生活は、日本で普通なことが海外では違う!っということが多いですが、ここオーストラリアのバスは、次の停車駅をアナウンスしてくれません。
これ本当に不便で、オーストラリアに来た当初はとても困りました。
データ少ないのにGoogle mapを開いて近くなったら停車ボタンを押す!ということも。。
夜は外が真っ暗で、現地の生活に慣れるまでは外の景色をずっと確認して、どきどきしながら帰宅していました(笑)
一番の解決方法は、運転手さんに〇〇で降りたいから、停車する時に教えて下さいと伝えること。
使えるフレーズは、以下のフレーズ。
"Could you please tell me when you arrive to 〇〇 station?"
ほとんどの運転手さんは親切なので、ちゃんと教えてくれます。
あとは、最寄駅の目印を見つけておいて、それが見えたら停車ボタンを押す!方法も使えます(笑)
まとめ
本記事では、バスの乗車方法やGo Cardの入手方法などの基本的なバスの使い方について紹介しました。
オーストラリアならではの日本との違い(時間通りにバスが来ない等)などもあり、何も知らないと驚きが多いですが、数か月も経てば現地での生活も慣れてしまいます(笑)
本記事が慣れない土地での生活をスタートする際に、少しでも役に立てれば嬉しいです♪