Lulu's Travel Note

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オーストラリア災害。オーストラリア山火事の深刻な被害について。


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オーストラリアの山火事のニュースについて、オーストラリアのどこで何が起きているのか、オーストラリア在住の筆者が現状をお伝えします。

 

 

どこで山火事が起きているの?

オーストラリアには6つの州がありますが、実はほぼすべての州で山火事が起きています。

 

その中でも、今一番ニュースにもなっているのが、オーストラリア首都のキャンベラ、そして大都市のシド二ーが位置するNSW州とその隣に位置するVIC州が特に深刻な被害を受けています。

村全体が焼けてしまったWingello

Wingelloはシドニーから車で2時間ほどの距離にある、シドニーとキャンベラの中間に位置する町。

 

過去にも山火事は起きていたようですが、過去の山火事とは比べ物にならないほど、ものすごい勢いで火が町全体に広がっていったそうです。

 

Wingello以外の町も山火事の影響で、現時点では2500棟以上の住宅や建物が焼けてしまったようです。(この数はまだ燃えている地域があるのでこれからもっと増えると予想されています。)

野生のコアラの被害

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住民が自ら山火事の中で身動きがとれないコアラを助けに行ったり、消防員が自宅に野生のコアラを6匹保護するニュースが流れていましたが、NSW州政府によると、山火事により8千匹以上のコアラが亡くなってしまったとレポートされています。

 

そして、先週末に起きたSA州の観光地として有名なKangaroo Islandでは山火事が続き、島の3分の1が焼けてしまいました。

 

島には、もともと50,000匹程いたコアラも、山火事により25,000匹以上のコアラが亡くなってしまっています。

 

とても悲しいですが、コアラだけでなく、カンガルーやその他の野生生物も大きな被害が出ています。

何故、山火事が起きてしまったのか?

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山火事が起きる原因としては、タバコの吸い殻、雷雨などありますが。ユーカリの木も大きく影響しているようです。

 

オーストラリアにはユーカリの木が沢山あるのですが、夏の乾燥して暑い気候の中、ユーカリの葉が太陽の光に当たると自然発火を招くようです。

 

特に、国立公園など沢山ユーカリの葉が溜まった場所だと、自然発火の影響で山火事になりやすいそうです。

大気汚染が深刻

オーストラリアの首都、キャンベラが山火事の煙により大気汚染が深刻になっています。

 

大気汚染の危険レベルの12倍の数値になっており、住民は、マスクをつけて生活しています。

ニュージーランドにも影響が

1月5日のニュースによると、山火事の煙がニュージーランドにまで到達したようです。

 

ニュージーランドの首都オークランドの空が深いオレンジ色の煙で包まれている写真を見てとても驚きました。

 

また、煙の影響で氷河が茶色になってしまったようです。

今後どうなる?

 大きな被害が出ていますが、NSW州では今週は雨が続き、今週はサイクロンも近づいているそうなので、山火事も落ち着くのではないのかと思います。(願っています。)

 

まだまだ、被害は続いていますが、各国からの救助活動も開始されているので、一日も早く復興されるように願うばかりです。

アメリカ・カナダの消防員も参加

深刻な山火事の消火活動は、今までオーストラリアの消防員だけで行われていましたが、少ない人員で朝から夜まで危険な環境で消火作業が長期間されていた為、消防員の疲労が問題視されていました。

 

年明けから、オーストラリアのArmyも救護活動を支援を開始し、現在は、アメリカ・カナダから41人の消防員がVIC州の消火活動を救護しているようです。

 

更に、1月8日からは70人ほど追加されるようです。

まとめ

9年程オーストラリアに居ますが、こんなに深刻な山火事は初めて経験したように感じます。

 

夏になってから山火事の影響で、23人の消防員やボランティアの方、住民の方が亡くなってしまった山火事はとても悲しいですし、小さなお子さんもいる方やこれから第一子が生まれる予定だった方もいたと聞きとても悲しく思います。

 

募金や支援物資などでなにかしら自分でもサポートが出来ることをしたいと思っています。

 

被害にあった方が、一日でも早く穏やかに過ごせる生活が戻る事を願うばかりです。