オーストラリアへ来られる留学生やワーホリの方は、家を借りるよりも、大半の方がシェアハウスを利用しています。オーストラリアへ来たばかりでは、なかなか住まい探しは大変ですよね。本記事では、オーストラリアのシェアハウスを探す方法、探す際に注意しておくべきことをまとめてご紹介します♪家探しについてご興味のある方は是非ご覧ください。
シェアハウスサイトを利用する
まず、日本人の方がオーストラリアでシェアハウスを探す時は、下記の3つのサイトを使うことが多いです。
- 日豪プレス
- Gumtree
Brisbane Region, QLD | Flatshare & Houseshare | Gumtree Australia Free Local Classifieds
- Facebook marketplace
日豪プレスは日本人向けで、現地在住の日本人の方が掲載しているシェアハウスなど多く見つけられるので、まだオーストラリアへ来たばかりの方にオススメです。
家のオーナーが日本人の方であれば、意思疎通もスムーズで安心して利用出来ます。
GumtreeやFacebook Marketplaceは、主にローカルのオーストラリア人の方が利用しているサイトなので、英語力が必要になります。
英語力に自信がない場合は少し難しいので、オーストラリア生活に慣れてから利用するのがオススメです。
またFacebook Marketplaceは、フェイスブックを使っている利用者がアクセスできるサイトなので、プロフィールを持っていない場合は新規作成が必要になります。
ただ、掲載されている方の顔写真や友達などが見れるので、他のサイトより透明性がありますが、英語力も必要になるので、オーストラリア生活に慣れてから使うのが良いと思います。
サイトを利用する際に気を付けること
日豪プレスでも警告されている事項ではりますが、実際には存在しないシェアハウスの部屋を掲載して、お金を騙し取るScam(詐欺)が頻繁に起きています。
以前、私もシティー近郊でシェアハウスを探していた際に、他のレント(家賃)よりも安くて綺麗な家を見つけたので連絡を取ってみると、オナーが海外にいるから破格で貸出していると説明されて、鍵を送りたいから住所を教えてなどと怪しい質問をされたので掲載先のサイトを確認してみると、このようなやり口でのスキャムが起きているので注意するようにと警告されているメッセージを見つけて、「これだ!」と思いました(笑)
「オーナーが海外にいるから破格で貸し出す」といったやり口には、是非気を付けて下さい。
サイトの使い方
気になるシェアハウスを見つけたら、記載されている連絡先へInspection(インスペクション)のアポイントメントをとりましょう!
オーストラリアでは、気になる物件を見つけた際に、インスペクションを行います。
そこで、その家が気に入った場合は、オーナー(家主)へ引っ越ししたい旨を伝えて成立します。
オーナーによって違いますが、ボンドやレント2週間分など請求される場合もあり、事前に確認しておきましょう。
家探しで確認すること5つ
インスペクションの際に、気を付けておきたいのが下記の5つ!
- 治安の良い場所か確認する
- 交通便の良い場所か確認する
- シェアメイトの年齢層を確認する
- 共有スペースを事前に確認する
- 車の駐車スペースを事前に確認する
治安が良い場所か確認する
土地勘がないとどこのエリアが危険なのかが住んでみないとわからないですよね。
その際に利用したいのが、オーストラリアの各州の警察が運営する”Online Crime Map"というサイトです。
QLD州のサイトでは、郵便番号を入力して検索すると、過去3ヶ月にその地域で住居不法侵入(Unlawful entry)、窃盗(Theft)などの犯罪が、何件あったかを確認出来ます。
QLD州
qps-ocm.s3-ap-southeast-2.amazonaws.com
NSW州
VIC州
www.crimestatistics.vic.gov.au
Online Map Crime を見てみると、どこでも何かしらの犯罪が起きていることに気付きます。
エリアごとにどう違うのか分かりづらいですが、件数が極端に多いシティーから離れた郊外などは気をつけた方が良いです。
また、移り住むエリアでどのような犯罪が起きてるかを知ることで、事前にそのようなリスクを回避できるように対策を取ることが出来るのでオススメです!
交通便の良い場所か確認する
オーストラリア、ブリスベンやゴールドコーストでは、基本的にバスでの移動が電車よりも多いです。(メルボルンやシドニーは旅行で行った際に、主に電車を使ったので、電車が主流のイメージです。)
シェアハウスを探していると、「バス停の近く」と記載があるシェアハウスがあるのですが、バスの本数が一時間に一本だったり、本数がとても少ないバスが停まるバス停だという場合もあります。
シェアハウスを探す際は、必ず本数の多いバス停に近いか確認して、最終バスの時間、家から勤務先・学校までの距離、バスの乗換などをTranslink(トランスリンク)を使って確認しましょう。
Translink(トランスリンク)の使い方は下記記事をご覧ください♪
シェアメイトの年齢層を確認する
シェアメイトは一緒に住む同居人なので、お互いに気持ち良く住みたいですよね。
私の経験上、大学生は大学生同士で住む。同様に、ワーホリをされている方は同じくワーホリをされている方とシェアハウスに住む傾向が多いなと感じます。
私は、留学生活4年の間に、引っ越しは7回ほどしました(笑)学生だけのシェアハウスやカップルの家に一緒に住んだり、オーストラリア家族の家に住んだりしましたが、一番良かったのは学生だけのシェアハウスでした。
学生同士で色々と共感し合えることや試験期間なども励まし合えるので、いい刺激になりましたし、距離も一層近くなります。
同様に、ワーホリの方でも、ワーホリで来られている方がシェアメイトだと、仕事やビザなどお互い話しやすいのではないかと思います。
共有スペースの確認する
シェアハウスは、主に自分の部屋以外は共有スペースになります。
共有スペースは個々でキレイに使うことを意識しないといけないので、そこが汚いと、正直引っ越した後はとてもストレスに感じることが多いと思います。
インスペクションでは、キッチン、シャワールーム、トイレ、洗濯などの共有スペースが清潔にされているか確認しておくと良いです。
車の駐車スペースを確認する
車を所有している場合、シェアハウスの駐車スペースは事前に確認しておくことをお勧めします。
シェアハウスの場合、既に他の方が駐車スペースを使っていて、家から離れた道路脇に駐車しなくてはいけないこともあるので、家から離れていると少し不安になります。
インスペクションの時に、停められる場所があるか確認して、なるべく家の前など目に着く場所に停められるか確認しておくと安心です。
まとめ
初めてのシェアハウスはとても不安だと思うので、最初は、日豪プレスで日本人の方がいるシェアハウスを探すのがおすすめです。
オーストラリア生活で気を付けるべきことなども聞けるチャンスですし、安心して新し生活をスタート出来ると思います。
勿論、オーストラリアにいる間にローカルの方と一緒に住むのも良い経験になりますが、生活に慣れて余裕が出来てからでも充分だと思います♪
また、サイトを利用する場合は、詐欺も多発しているので、怪しいと思ったらやめておくのが無難です。
そして、車がないと移動が不便なので、本数の多いバス停に近いかインスペクションの際に、是非チェックしましょう!